中嶋研究室HPにようこそ
東邦大学理学部物理学科・大学院理学研究科物理学専攻 中嶋グループ(量子エレクトロニクス研究室)は、レーザー、光コムを専門とし、光エレクトロニクス、量子エレクトロニクス、原子・分子分光、センシング、さらには宇宙に関する研究・教育を行っています。また、本研究室では、これらの成果を産業応用へと展開すべく、技術提供にも積極的に取り組んでいます。
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2025.07.18
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2025.06.13
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2025.05.19
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2025.05.09
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研究内容
光周波数コムの研究
我々の研究室では、高精度な光周波数のものさしといわれる光周波数コム(通称、光コム)について研究しています。
光コム光源の研究
私たちの研究室では、高精度な周波数の物差しとして知られる光周波数コム(通称、光コム)光源の研究に取り組んでいます。光コムは、多数の鋭いスペクトル線が精密な間隔で並んだ特殊なレーザー光です。この光源は、時間領域では超短光パルス列に対応し、周波数領域では等間隔に並んだ多数の周波数線となります。
これらのスペクトル線は、周波数の基準である原子時計などと同期させることで、絶対周波数を正確に制御することができます。この技術は、物理学の基礎研究から、産業応用まで、幅広い分野で革新をもたらす可能性を秘めています。
これらのスペクトル線は、周波数の基準である原子時計などと同期させることで、絶対周波数を正確に制御することができます。この技術は、物理学の基礎研究から、産業応用まで、幅広い分野で革新をもたらす可能性を秘めています。
デュアルコム分光法の研究
私たちの研究室では、高精度な光周波数コム(光コム)を応用したデュアルコム分光法の研究を進めています。特に、小型で安定性に優れたファイバコムを自作し、これを二つ組み合わせることで、従来手法では困難だった高速かつ高感度なガス分子の吸収スペクトル測定を実現しています。
この技術により、取得した吸収スペクトルから Rotational-State Distribution Thermometry (RDT) や Integration Log Rotational-State Distribution Thermometry (ILRDT) といった手法を用いて、ガス分子の温度や濃度を解析的に推定できます。さらに、非接触でガス種を同定することも可能です。
この技術により、取得した吸収スペクトルから Rotational-State Distribution Thermometry (RDT) や Integration Log Rotational-State Distribution Thermometry (ILRDT) といった手法を用いて、ガス分子の温度や濃度を解析的に推定できます。さらに、非接触でガス種を同定することも可能です。